町長の説明に職員や住民の反応は…

15日には議員に対しても会話の中で「ジョークを挟んだ」などと説明していましたが、職員は…。
(職員)
「学歴に対してですね。『一度、君は人生の選択を誤ったんだよね』という言葉が一度あった。公人と公人の会話の中で出てくる言葉としては違和感を感じる。町長は『笑いが起こっている』と言っていたが、笑いが起こらざるを得ない空気だった」
さらに、セクハラ発言については…。
(東郷町 井俣憲治町長)
「『いつ巨乳になって帰ってくる?』と発言したことについて、その職員とは常に冗談を言う信頼関係ができていると思っている」
しかし、本当に関係次第で発言していたのでしょうか?
(職員)
「当時、私の部下だった女子職員が町長に、ひどいことを言われたということで。『交際相手はいるのか、交際相手の氏名・職業・勤務先』『結婚予定はあるのかを言わされた』と。傷ついた職員への謝罪が先にあってしかるべき。納得がいかない」

さらに…。
(東郷町 井俣憲治町長)
「着ぐるみにハグしたということだが、現状ではセクハラという認識は、申し訳ないが持っていない。他の案件については、ほとんど記憶にないもの」
セクハラについては「当事者の受け取り方次第」と、繰り返し強調した井俣町長ですが、言動を見たり聞いたりした職員にも苦痛を与えています。
町の人からは厳しい声が…。
(住民)
「そんな風には思っていなかったので、ちょっとびっくり。なんか冗談で言ったのが通じなかったと言っていたが不適切」
「こんな人が町長をやっていていいのかと思います。辞任してほしい」
愛知県東郷町は年内をめどに、全職員を対象にハラスメントに関するアンケート調査を実施する予定で、井俣町長はアンケート結果を検証する第三者委員会の結論後に自身の進退を判断すると話しています。










