愛知県の新型コロナの感染者数が増加傾向にあることから、大村知事は27日の会見で「第9波に入ったと言わざるを得ない」と述べました。

愛知県では県内195の医療機関を対象にした「定点把握」で、今月23日までの1週間に合わせて3838人の新型コロナの感染者が確認されました。
1医療機関あたりの感染者数は前の週に比べて4.95ポイント増え、年代別では8週連続で10代が最も多く670人でした。
県が「定点把握」での感染者数の公表を始めたことし5月以降、11週連続で増えています。

大村知事は5類に移行し感染対策は各自の判断によるとしたうえで、換気や手洗い、マスクの効果的な場面での着用など対策をとるよう呼びかけました。