愛知県の設楽警察署に5日現れた「黒い物体」。

この正体は…。


信号の3色をイメージした「かかしレンジャー」。それぞれ手には誘導灯や看板を持って安全運転を呼びかけます。
作ったのは、地元の有志で結成された「チームTAKO」。レンジャーかかしを作った目的について、メンバーは次のように話します。
(チームTAKO 村松一志さん)
「目を引いてもらってスピードを落として走行してもらえたら」


これまでも様々なかかしを製作してきたチームTAKO。ベンチに座りやきいもを食べる姿など、どこか懐かしい日常をかかしで再現しています。

実は、今回かかしレンジャーが設置された場所の近くでは2023年5月、乗用車がカーブを曲がりきれず、ガードパイプに衝突する事故が発生。

また、設楽警察署の管内は山道が多く、ドライバーに気をつけて運転してほしいとの思いで、警察が製作を依頼しました。
(設楽警察署 磯貝篤交通課長)
「気持ちを引き締め直して安全運転してほしい」

奥三河の警察署に現れたリアルなかかしが街の安全を見守ります。