本格的な夏のレジャーシーズンを前に、三重県の鳥羽港で旅客船の安全点検が行われました。これは夏休みに向け、旅客船やターミナルの安全管理に問題がないか、中部運輸局などが行ったものです。


3日は鳥羽海事事務所の職員ら10人が、伊勢湾フェリーの事務所で、船の運航基準や出発前の検査の実施状況を確認しました。


この後、船の中に入り、ライフジャケットの数や消火器の設置状況、さらに避難経路などを入念にチェックしました。


(鳥羽海事事務所 竹内宜也所長)
「公共交通機関の安全安心が今、注目されています。万が一何かあった時の安全設備、救命設備が整っているか見させてもらっています」


この安全総点検は7月15日まで、旅客船やフェリーなど合わせて15隻で行われます。