7月1日、名古屋・栄に新しい高級ホテルがオープンします。

15日、報道陣向けの内覧会が開かれました。

その魅力を、ひと足先にお伝えします。


地下鉄矢場町駅・1番出口のすぐそば。

7月1日開業予定のホテル「TIAD(ティアド)」。

地上14階、地下1階建ての高級ホテルです。

150ある客室の全てが、愛知県では初となる50平方メートル以上のゆったりとしたつくり。

13室がスイートルームです。


このホテル実は…。

(TIAD 中澤旬史 総支配人)
「愛知県と名古屋市の方から補助金の認定を頂いた。私どもが第一号」

構想から5年以上。


名古屋の中心部に高級ホテルを誘致するため、愛知県と名古屋市が創設した補助金制度の認定第1号で、総事業費約250億円のうち20億円が補助されているということです。

(報告:木藤淳成記者)
「こちらはスタンダードの部屋ということですが…広いですね!高級感があります」

この部屋は最もリーズナブルな価格の1泊2日で5万円台から。

広さは50平方メートル以上で、バスルームでも使える持ち運び可能なテレビも装備。

また、照明や室温などをコントロールできるタブレットもあります。


中でも最上階の14階にある最高級スイートルームは驚きの部屋に。

(報告:木藤淳成記者)
「(ドアを開けると)お、電気が点いた!カーテンが自動で開いてきます!広いですね。ラグジュアリー感がありますね」

広さ115平方メートル。

気になる宿泊料金は、1泊2日60万円~。

奥に進むと…。


(報告:木藤淳成記者)
「これはバスルーム!」

現れたのは直径1.4メートルほどの白くて丸い大きなバスタブ。

さらに。

(報告:木藤淳成記者)
「サウナじゃないですか、これ!」

全面ガラス張りのサウナもついています。

ラグジュアリーな空間で整えそうです。

そして…。


(報告:木藤淳成記者)
「この部屋はベッドルーム!大きなベッドに大きな窓!!」

栄の街を寝室から一望できます。

すぐ側には…。

(報告:木藤淳成記者)
「テラスもあります!」

外に出られるテラスも。


夜になると栄の夜景も楽しめます。

さらに夜におすすめなのが。


(報告:木藤淳成記者)
「プールです、プール!」

全長18メートル、深さ1.2メートルの宿泊客なら誰でも入れるプール。

プールに入りながらの夜景は格別です。

もちろん水着も借りられます。


(報告:木藤淳成記者)
「(横から見ると)水族館みたい」

(ホテルスタッフ)
「(プールの)中を泳いで、端で休んでタワーを見る使い方も…」

プールに入りながらの夜景は格別です。


また、注目なのはレストランの料理。

インバウンドの需要を見込んで作ったという、骨付きの重さ1キロの豚肉料理や伊勢エビまるごと一尾使ったグリル。

名古屋といえば、ということで、食パンでエビフライをロールしたエビカツサンドもあります。


一方で結婚式が挙げられるチャペルもあり、既に予約は150組あるということです。

(TIAD 中澤旬史 総支配人)
「TIADというネーミングはトゥモロー・イズ・アナザー・デイという意味があります。ゲストの明日を変えるホテル。ただ泊まるだけではなくて価値や体験みたいなものを積極的にプログラミングして客に提案していくことが大事」

「TIAD」は7月1日オープンします。