6月初めの大雨で農地に被害が出た愛知県豊橋市で、ブランド桃の出荷が最盛期を迎えています。

出荷されている桃は酸味が少なく、果汁たっぷりの早生品種「日川白鳳」です。

豊橋市では、6月2日の大雨で農地が浸水するなど大きな被害が出ていて、市内の坂田至さんの畑でも出荷直前のモモが落ちるなどしましたが、糖度や、実の出来そのものは例年通りに育っているということです。

(モモ農家 坂田至さん)
「長雨で若干水分が多いが、平年並みの味は十分できていると思います」

桃の栽培が盛んな豊橋市の北部では、これから「みさか白鳳」や「勘助白桃」など品種を変えながら、7月いっぱい豊橋市内や名古屋などへの出荷が続きます。