三重県尾鷲(おわせ)市の入浴施設では、この施設特製の「てるてる坊主」が訪れた人の目を楽しませています。

天井いっぱいにつるされた色とりどりのてるてる坊主。ここは三重県尾鷲市の入浴施設「夢古道(ゆめこどう)の湯」です。
年間約800枚ものタオルの忘れ物があるというこの施設。少しでも持ち主の目を引いて返却しようと、9年ほど前から毎年行っているのが忘れ物のタオルでつくるてるてる坊主です。


ことしも約100体の個性豊かなてるてる坊主が持ち主のお迎えを待ちつつ、訪れた人の目を楽しませています。
笑顔のてるてる坊主だけでなく、中には度重なる大雨で困った表情を浮かべるてるてる坊主もいました。

(夢古道の湯 太田美優さん)
「今年は大雨災害が多いので、あまり降らないように願いながら一つ一つ作っています」
これらのてるてる坊主は、大雨被害と忘れ物、どちらもなくなって欲しいとの願いを込め梅雨明けまで飾られます。
また、雨の日には子ども限定で飴がもらえるくじも行われています。
