岐阜県各務原市は、別人の顔写真が使われたマイナンバーカードを交付するミスがあったと発表しました。


ことし2月、各務原市に住む80代の男性が、市内の福祉施設に設置された出張申請会場でマイナンバーカードを申請しました。

市の委託業者がその場でカード用の写真を撮影し、5月26日に郵送で交付されましたが、男性から「写真が違う」と連絡があったということです。


市によりますと、委託業者が撮影した男性の写真を会場で印刷する際に、直前に申請を受け付けた70代の別の男性の写真を印刷し、申請書類に誤って貼りつけたことが原因だということです。

70代の男性のカードは、本人の顔写真が使われ、誤りがないことを確認したということです。


各務原市は今後、複数の職員によるチェックを行うなど確認体制を強化し、再発防止に努めるとしています。