子どもの口腔機能に詳しい、名古屋市港区の歯科医師に聞くと…

(くりさき歯科・こども歯科 栗崎新也 院長)
「厚労省が出している離乳食のガイドラインがあって、火を通して舌で押しつぶせるかたさを検討する必要があった。
奥歯が生えていないと、そしゃくがなかなか8か月だと難しいので、口の機能としての発達段階でそれに応じた食べ物のかたさ、大きさ、形態を提供する必要がある」


医師は生後8か月ごろは、かむ機能の発達も子どもによってかなりバラつきがあるため、それぞれに合わせた食事指導が必要になると話します。

今回、重体となった男の子は今月、保育所に入園し、事故の前日から給食を始めたばかりでした。

事態を重く見た愛媛県は、この施設に対し、児童福祉法に基づく特別監査を行い、離乳食の調理や提供の仕方など安全管理に問題が無かったか調べる方針です。

