三重県南伊勢町の特産品「五ヶ所小梅」の収穫が始まりました。


「五ヶ所小梅」は小さい種と厚い果肉に梅干しにした時の色の鮮やかさが特徴です。


南伊勢町では32軒の農家が合わせて3.2ヘクタールで栽培していて、このうち中西博道さんの梅園では5月14日から収穫が始まり、実った梅を慣れた手つきで次々と収穫していきます。


ことしは天候にも恵まれ害虫の被害もなく、良質な梅ができたということです。


(梅農家 中西博道さん)
「素晴らしいものができているので、(梅干しを)漬けたら本当においしいと思う。皆さん、どうぞご賞味ください」


ことしは例年並みの約23トンが三重県内や大手加工場へ出荷され、収穫作業は6月3日まで続きます。