(ウクライナから避難してきた 日本国籍の女性)
「マリウポリにいる時は未来のことは考えられなかった」


こう話すのは4月にウクライナ東部のマリウポリから愛知県小牧市に避難してきた日本国籍の30代の女性。


日本に身寄りはいませんが、幼い頃に愛知県内に住んでいたことがあり、外務省から避難先として小牧市を紹介されました。現在、市の宿泊施設で避難生活を送っていて16日、小牧市の山下市長から16万円の支援金が手渡されました。


(ウクライナから避難してきた 日本国籍の女性)
「ミサイルの衝撃で窓などが全部壊された。私たちがまだ生きていることは本当に奇跡」


避難から約1か月、気持ちも落ち着いてきたと言いますが、現地には結婚したばかりのウクライナ人の夫が留まっています。夫も既にマリウポリを離れていて、連絡も取れてはいますが、心配でたまりません。


(ウクライナから避難してきた 日本国籍の女性)
「市民たちが自分たちの国のために戦っている。実際に市民が死んでいる。ウクライナ人の頑張りをサポートしてほしい」