愛知県犬山市にある「博物館明治村」で、国内最古を誇る蒸気機関車が約4年ぶりに営業運転を再開しました。

3年8か月ぶりに運転を再開したのは、動く状態で保存されている車両としては国内最古の「蒸気機関車12号」です。

「蒸気機関車12号」は約150年前から走り続け、明治村では1974年から運行していましたが、大規模な修理などのため2019年9月から運転を停止していました。

20日の明治村には運転再開を心待ちにしていた大勢のファンが詰めかけ、約4年ぶりとなる雄姿をカメラに収めていました。

(訪れた人)
「結構、老朽化して速度は遅いが一生懸命走る姿が、なんともいえない魅力がある」
「長時間の旅に向いていない感じ。乗り心地の悪さというか、それもまた良いなと」

今後の運行状況は明治村の公式SNSなどで発信していく予定だということです。