“飼育崩壊”を防ぐにはどうすればいいのか…ペットブームの光と影
世は空前のペットブーム。週末のペットショップは、多くの人で賑わっていた。しばらく観察していると、ポメラニアンの前で親子が足を止めた。話を聞くと、今年に入り、「シュナウザー」というドイツ原産の犬1頭を迎えたばかりだと言うが…

(娘)「飼う!飼う!!」
(父)「おうちに帰って考えよう…」
(娘)「飼いたいのに~!」
娘さんのモーレツなおねだりは5分以上続いた。おそらく、どこの家庭でも一度は経験したことのあるやり取りだろう。結局“この日は”諦めることにしたようだ。家に戻ったら家族会議をしている様子が目に浮かぶ。
人気のもふもふ猫「サイベリアン」筆者も飼い主の1人です…
店の従業員に人気の猫を聞いた。ロシア原産の猫「サイベリアン」だ。毛並みはもふもふで、めちゃめちゃ可愛い。お値段は…35万円!ちょっとお高い気もするが。

(従業員)「猫アレルギーがある方でも飼っていただきやすい猫ちゃんではありますね。サイベリアンちゃんの中では比較的(価格が)″お手頃”じゃないのかと。わざわざ遠方から見に来る人もいますよ」
ペットショップではなく、ブリーダーさんから直接購入し、価格は20万円弱だったと記憶しているが、最近値上がりしているのかもしれない。
今や犬も猫も数十万円は当たりまえ。そして、犬猫以外にも人気のペットがいるそう。