各電力会社が、新電力と呼ばれる競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、経済産業省は17日、中部電力グループの中部電力ミライズと中部電力パワーグリッドに対し、業務改善勧告を行いました。


中部電力グループ内では、小売り部門の中部電力ミライズの社員らが配送電部門である中部電力パワーグリッドのシステムにアクセスし、新電力の顧客の名前などの情報を不正に閲覧していました。

勧告では、内部統制の抜本的な強化策や原因を調査し、5月12日までに経産省に報告することや、対応策を公表することなどを求めています。
