3連覇をかけた将棋の藤井聡太六冠(20)が、菅井竜也八段(30)の挑戦を受ける叡王戦五番勝負の第1局は、藤井六冠が147手で菅井八段に勝利しました。
毎週、重要な対局が控えている将棋の藤井聡太六冠(20)は、4月5日と6日と「名人戦の第1局」を白星でスタートさせています。

4月11日は「叡王戦の第1局」が行われました。このシリーズ初戦は、藤井六冠が白星で飾っています。
そして、4月23日(日)には「叡王戦の第2局」が名古屋で行われます。
さらに次の週(4月27日と28日)は「名人戦の第2局」です。

そして、5月6日の土曜日には「叡王戦の第3局」が、こちらも名古屋で行われます。
藤井六冠が叡王戦をこのまま勝ち続けると、最短で5月6日に「叡王」防衛ということになります。

さらに、名人戦が翌週(5月13日と14日)第3局まであります。
次の週(5月21日と22日)は「名人戦第4局」、5月22日が最短での「名人奪取」ということになります。
そこが最短の「七冠達成日」ということが考えられます。

これだけ毎週トップ棋士と戦い続けるって大変だなと思ってしまうんですが、藤井六冠は「対局が多い方がコンディションを維持して臨みやすい」とコメントしています。

実はコロナ禍の2020年に「緊急事態宣言」が出されたころは対局も制限されました。
藤井六冠は「対局がなかったので将棋の感覚が少し鈍った」というような趣旨の発言をしています。
そういう意味では、対局が続いていた方が、藤井六冠にはやりやすいということが言えるのかもしれません。