巨大地震による大津波に備え、三重県志摩市に新しい津波避難タワーが完成しました。

新しい津波避難タワーは、高さ約23メートル、最大288人を収容でき、志摩市内では三か所目のタワーです。

8日、完成式典と地元の住民向けの見学会が行われました。志摩市の和具地区は南海トラフ巨大地震が発生した際、最大約16メートルの津波が想定されています。

(漁業関係者)
「素晴らしい。これで安心して作業できます」
(住民)「これを超える津波がないことを祈ります」

タワーには毛布や食料なども備蓄され、住民が確認していました。
