
名古屋市では13の市立高校で入学式が行われ、このうち千種区の菊里高校では344人の新入生が新たな一歩を踏み出しました。

(菊里高校 水野基行 校長)
「新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な制約を受けながらも。皆さんが努力を重ねてきたことに敬意を表します」


(新入生)
「全てのことに期待してますし、めっちゃ希望を持ってる。野球部に入ると決めているので、早くチームになじんで主力選手として頑張れるようになりたい」
「部活動が楽しみです。中学校の頃から吹奏楽をしていたので、また入部して楽器をしたい」
全国では、学ランやセーラー服からブレザーなどジェンダーレス制服へのモデルチェンジが急速に進んでいて、この学校でも。

(生徒指導 野崎聡子 主事)
「LGBTQなどの生徒にも対応できるようにスラックスとスカートを。寒暖差や皮膚が弱いなど、いろいろな生徒に対応できる制服にした」
実際にスラックスをはいていた新入生は。
(新入生)
「中学の時はセーラー服で、スカートが嫌でずっと体操服登校だったけど。制服が新しくなってズボンが良かったので、やっぱりズボンの方がいいと思う」
「スラックスに、ずっと憧れがあったので。憧れていた制服を着ることができて、すごくうれしい。高校を決める一つの大きな要因になりました」

中学3年間ではコロナの制約を受け続けた新入生たち。高校では制限なしに全力で楽しめる3年間になりますように。