
伊勢神宮に供える米作りの儀式で、ことしの豊作を願う「神田下種祭」が三重県伊勢市で行われました。

「神田下種祭」は伊勢神宮の近くにある「神宮神田」で毎年4月はじめに行われています。その年の稲の豊作を願うとともに、お供え用の米作りを始める儀式で、1000年以上前から続くとされる伝統の儀式です。

きょう(4日)は伊勢神宮の関係者や地元の人たちが見守る中、お祓いを受け身を清めた神職らが、くわを振り下ろす所作を行い豊作を祈願したあと、水田にまんべんなく「もみ」をまいていきました。

この下種祭が終わると伊勢地方では本格的な田植えの準備が始まります。