「旅立ちの春」。名古屋大学で卒業式が行われ、約3800人が門出の日を迎えました。

ことし名古屋大学で卒業を迎えたのは大学院生と学部生、合わせて約3800人で、「密」を避けるために式は3部制で行われました。

杉山直総長は「『勇気ある知識人』として活躍してほしい」と激励し、卒業生の門出を祝いました。

式典では国の方針に基づき、マスクの着用は個人の判断に委ねられ、マスクを外して式に臨む卒業生もみられました。

(卒業生)
「コロナ禍で学校に来られなかった時期もあったが、無事に卒業できてよかった」
「大学院に進学するので、このまま頑張って研究を続けていきたい」

「コロナ禍」に翻弄された大学生活でしたが、卒業生たちは晴れやかな顔で思い出の学び舎を後にしました。