東日本大震災の発生から12年。岩手県陸前高田(りくぜんたかた)市の復興に向き合ってきた名古屋市が、新たに力を入れる支援、キーワードは「海の幸」です。
陸前高田市から直送されたプリップリのカキに特大サイズのホタテ。


(訪れた客)
「めっちゃうまい」
「大きいホタテなのでここでしか食べられないと思う」


名古屋市が開いた友好都市、陸前高田市との交流イベントには、三陸の海の特産品などが並び、多くの人で賑わいました。

「丸ごと支援」派遣職員は2022年度 1人に…
(2011年 名古屋市 河村たかし市長)
「陸前高田の街作りに全面的に全市あげて、そのままそっくり協力に行く」

名古屋市は、震災直後に職員144人を陸前高田市に派遣し、「行政丸ごと支援」と称して、サポートを続けてきました。


派遣する職員の数はおととしは6人。去年は1人に。その一方で、新しい支援の柱のひとつに位置づけられたのが「経済支援」です。