名古屋コーチンの種(たね)ひなを提供する種鶏場(しゅけいじょう)が感染対策を強化して移転です。


「愛知県畜産総合センター種鶏場」は全国で唯一、ブランド地鶏「名古屋コーチン」の種ひなを提供していて、愛知県安城市から、名古屋コーチン発祥の地の愛知県小牧市へと移転します。

総工費はおよそ42億円で、これまでの開放的な空間から密閉空間にして、外部からのウイルスなどの侵入や臭いの拡散を防ぐ構造になっています。

また、車両を消毒する装備を導入するなど、鳥インフルエンザなどへの感染対策を強化しています。


(愛知県畜産総合センター 中谷 洋種鶏場長)
「今までよりさらに良質なひなを生産できると思っている。そうすることで名古屋コーチンの振興に努めていきたい」

開場する22日は記念式典が行われる予定です。