そして14日…。バンテリンドームナゴヤに訪れたファンは。

(ファン)
「声を出して中日がきょうも勝つように応援したいです」
「マスクも外します。基本は外して思い切って応援します」


ついにおとずれたオープン戦初戦。13日からマスク着用については個人の判断になりました。

スタメン発表とともに声出し応援がスタート。増田さんも集まったファンに呼びかけます。

(中日ドラゴンズ応援団 増田丈哉さん)
「名古屋に鳴り物応援が戻ってまいりました。本日勝利を飾れますように、大きなご声援のほどよろしくお願いします」

あふれる思い…1261日ぶりの一体感。あまりの嬉しさに涙する応援団員も…


そして、試合は6回にビシエド選手のタイムリーでドラゴンズが先制。…結局2対2の引き分けとなりましたが、かつての活気が戻りました。


(ファン)
「リーダー(応援団)がおるもんで私たちが応援できるじゃないですか。リーダーがいなかったらバラバラになってしまう」

(ファン)
「周りの人も結構声を出して『一体感』を感じられました」

試合前、感激の涙を流していた人は。

(涙した応援団員)
「本当にうれしかったですね。いつトランペット応援が始まってもいいように、ずっとトランペット練習してきたので」


そして、トランペットの練習を続けてきた増田さんは…

(中日ドラゴンズ応援団 増田丈哉さん)
「お客さんもすごくわぁーっと盛り上がってくれたので、『いよいよ始まったなぁ』と」


我慢に我慢を重ねた日々。応援団も新たなステージに。ともに今シーズンの戦いに臨みます。