不登校の中高生らにオンラインでの居場所を作ろうと、三重県がイラストを使った交流会を開きました。

海の中を泳ぐユニークなイラスト。三重県内の不登校の中高生らが描いたものです。

県は不登校の子どもたちにオンラインで居場所を作る取り組みを2022年から進めていて、これまでに「仮想空間=メタバース上」での交流会やオンラインでの工場見学などを行っています。

16日に津市で開かれたイベントでは、地元の大学生が会場で描いたイラストと、不登校となっている中高生が自宅などで描いたイラストが海の中をイメージしたスクリーンに映し出され、交流を楽しんでいました。

三重県では公立の中学校と高校で不登校の生徒が約2800人いて、県は来年度も引き続きオンラインでの居場所作りを進めていく予定です。