トルコとシリアを襲った大地震から約2週間が経過。トルコ当局は2つの県を除いて救助活動を終了させると発表しました。

2月15日、JICAによる国際緊急援助隊の医療班として、トルコでの1週間の活動を終えた愛知県の蒲郡市民病院の看護師が帰国。きょう(20日)、トルコでの活動の様子を伺いました。

(蒲郡市民病院 看護師 廣川将人さん)
「一番最初に受けた印象は『これが現実なんだ』ということ。実際に活動している斜め前で建物が崩れ始めたこともあった。活動現場では予断が許されないという印象があった」

では、救助活動の大部分終了について廣川さんは…。

(蒲郡市民病院 看護師 廣川将人さん)
「現場の人は『ここにお母さん・子どもがいるんだ』と言っていて、それに対して帰国をするのは、私を含む救助隊員は、やりきれない気持ち」