実は少なかった被害 その理由は
被害を受けたのは、地震対策が完了していなかった石垣など。揺れを打ち消す「制震ダンパー」が設置された大天守や、補強して積み直した石垣は無事でした。また、震災復旧の一環で造られた空中回廊も、けが人を防いだ要因の一つです。
(名古屋市立大学 千田嘉博教授)
「熊本城では復興していく姿を全国の方に見てもらうために、安全を確保して崩れた石垣の上を越えていく、空中を歩きながら本丸までいける仕組みを整えていたので、安全に全員が避難することができた。こういう対策も、想定していたように機能できたことは良かった」

また、こんな場所も…
(名古屋市立大学 千田嘉博教授)
「地震で石垣が崩れても、人が歩くところに石を落とさないためにネットをかけていた。(ネットが)が必要なことを示している」
敵の襲来に備え、通路が狭く作ってあることの多い城郭。復旧の一環でネットがかけられていなければ、ここでもけが人が出た可能性が。











