釜で沸かせた熱湯を浴びて無病息災を願う神事が、三重県伊勢市の神社で行われました。


伊勢市の栄野神社で行われた湯立神事は、200年以上前から伝わる伝統神事です。

グラグラと煮えたぎり湯気が立つ大きな釜に、神職が熊笹を浸して熱湯のしぶきを浴びせかけると、訪れた参拝者は熱さにじっと耐えながら無病息災を願っていました。

(参拝者)
「熱くなかった?」「熱い」

「熱い湯にかかるとご利益あるような感じ」



清められた熊笹は参列者が持ち帰り、神棚などに供えられるということです。