立浪元監督から見たドラゴンズの現状は…

そんな現状の主な離脱者としてあげられるのは、橋本侑樹投手、アルベルト・アブレウ投手、清水達也投手、福永裕基選手、ミゲル・サノー選手、岡林選手、上林誠知選手、花田選手となっている。相次ぐ怪我人について立浪和義元監督からの目線で切り込んだ。

立浪氏「これだけ怪我人が出るのはなかなかないと思うし、アクシデントもあるが、これは自己管理ですね。監督コーチがということを言われるけれど、そうではなく自分の体のケアは本人しかわからないので、その辺りを真剣に見直して欲しい。睡眠も、食生活もですし、そういったところからやって欲しい」

立浪政権時にフル回転だったリリーフ陣の崩壊については、こう語る。

立浪氏「明るい材料で言えば、8回を櫻井頼之介投手が任されることになると思うので、ここのところ7回で藤嶋健人投手であったり、ウンベルト・メヒア投手であったり、杉浦稔大投手であったり色々やるより、早く勝ちパターンだけは、一回失敗しても決めていきたいですよね。いないいないと言うのではなく7、8、9はいるメンバーの中から決めていきたいと」

打率は高打率を維持している選手もいる中、得点力不足についてはどう考えるか。

立浪氏「これも一番の問題と思いますし、自分が監督の時もなかなか点がとれなかったんですけども、打たないといけないと言うことですごく力みを感じますよね。結局甘いボールをファールにして追い込まれたくないからボール球に手を出して、三振というケースが多いので、その辺をもう少し意識を変えてもう少しトップを早く作って、ボールを長く呼び込んで見極めることも大事だし、一球で大振りしてはいけないってことですよね」

立浪氏からの緊急提言として。

「選手がここは奮起しないと。負けると色んなこと言われて、監督も大変だと思うんですよ。選手個人個人が、もう一回開幕のつもりで今日から1試合1試合大事にして頑張ってもらいたいですね」

各解説者、立浪氏の意見を見て一番しっくりくるのは、赤星氏の「焦るな」という言葉だった。離脱者が多い状況で、先発予定もある投手を勝ちパターンで固定したりというのは、後々先発が足りなくなった時にまた配置転換を迫られかねない。今やるべきことを粛々とやっていく事が、長い目線でしっかりした、勝ちパターンの確立や、得点力不足の解消に繋がっていくのではないだろうか。決して無理にする必要はないが、苦しい時こそファンが力付けられる事もあるだろう。花田選手がヒーローインタビューで話していたように、過去は変えられなくても明るい未来は目指せる。監督も選手も頑張れ!ドラゴンズ!

澤村桃