コメ政策「減反→増産」に方針転換も…
そして、政府は方針転換を打ち出します。
(小泉進次郎農水大臣・当時 ことし8月)
「コメの増産へと舵を切って、政策の強化に全力で取り組む」
半世紀以上コメ政策の中心だった生産を抑える「減反」から、「増産」に舵を切ることに。

しかし10月に発足した、高市内閣では…
(鈴木憲和農水大臣 ことし10月)
「『需要に応じた生産』これが何よりも原則であり基本。増産をし続けることは現実的には難しい」

増産方針を事実上の撤回。「価格はマーケットの中で決まっていくもの」とし、コメの価格を国の政策によって下げることはしない姿勢を見せています。
農林水産省が発表する、全国のスーパーでの5キロあたりの平均価格は4331円(12月8日週)。コメ騒動以前の倍以上の価格で高止まりしています。











