岐阜城で一年の汚れを落とす「すす払い」が行われました。

年末恒例の岐阜城天守閣のすす払いは、例年、岐阜市の職員が行ってきましたが、ことしは初めて一般の参加者を募り、抽選で選ばれた市民など6人が参加しました。

13日の朝は、参加者たちが、はっぴ姿で竹の先にササを付けた長さ2.5メートルを超える特製のほうきを使い、軒下などのほこりを丁寧に落としていきました。

作業のあとには、岐阜城とゆかりのある織田信長と斎藤道三の家紋が入った幕が張られ、正月を迎える準備が整いました。岐阜城のことしの来場者数は11月末時点で37万2918人と、前の年と比べ約1.2倍に増えているということです。

年内の営業は31日までで、元日の一般入場は、午前7時半からです。