手の悩みの意外な原因「人差し指の腫れ」「小指のしびれ」
<関節や腱に問題がある場合も>
手のしびれや痛みは、神経の圧迫のほか、関節や腱に問題がある場合もあるといいます。例えば、「関節炎」は指の関節の変形などによって炎症が起きる病気。関節に水がたまり膨らむため、指の関節のシワがなくなるという特徴があります。「腱鞘炎(バネ指)」は、指の腱と腱鞘(腱が通るトンネル)が擦れて炎症が起こる病気。どちらも原因は、加齢や指の使いすぎだそうです。
<糖尿病が腱鞘炎のリスクに>
先生によると、糖尿病は腱鞘炎のリスクを上げる高リスク因子。高血糖状態が続くと、腱や周りの組織が硬く厚くなり、腱をスムーズに動かせず炎症しやすくなるそうです。
<腱鞘炎を改善する効果的な方法>
腱鞘炎を改善するのに効果的な方法は、腱鞘炎用の装具をつけること。装具をつけると腱と腱鞘が擦れなくなるので、腫れが引いて炎症も治まっていくのだとか。先生によると、装具は全国の手を専門とする整形外科であれば作業療法士がオーダーメイドで作ってくれるとのこと。病院によって値段は異なるそうですが、保険適用で1000円前後だということです。










