当時はなかった“最新技術”で地震対策も
さらに今回、400年前にはなかった最新技術も投入されています。石の間に挟み込まれているのは、「ジオグリッド」と呼ばれる樹脂製のネット。石がずれにくくなるため、南海トラフ地震への対策となります。見た目は、作られた当時のまま。中は、最新技術でより丈夫に。これが、令和の石垣修復です。

(名古屋城調査研究センター 木村有作学芸員)
「昔の石垣と遜色ないように、どんどん積まれていく。こんなすごい石垣を作ってしまうことに感動する。そんな仕事です」
工事の完了予定は、来年度末の予定。20年の歳月をかけた大工事が終わるのも、もうすぐです。











