“問題のいす”は、ビニール製の座面が完全に裂けています。
このビニールが裂けた瞬間、椅子のパイプ部分が閉じ、14歳の男子中学生が右手の薬指を挟まれました。男子中学生は指先を切断する大けがです。
(瀧川幸樹アナウンサー)
「事故が起きた長良川競技場です。試合当時、男子生徒はパイプ椅子に座っていました。椅子の座面が裂けたことにより、指を挟まれたということです」
ビニール製の座面が完全に裂けてしまった椅子。11月29日、サッカーFC岐阜対FC大阪の試合で、ボールボーイを務めた14歳の男子生徒が座っていました。

試合が中盤に差し掛かろうとしていたその時、ビニールが裂けてはずみでパイプ部分が折りたたまれました。
男子生徒はその際、右手の薬指を椅子に挟んでしまったのです。男子生徒は指の先端を切断する大けがで、救護室で医師の診断を受けたあと、病院に運ばれました。試合は中断せずに継続されました。











