津波のリスクを抱えた海の近くに整備するかどうか、反対の声が上がっていた愛知県豊橋市の新野球場に結論です。

豊橋市では新アリーナ建設に伴い、豊橋公園の野球場が取り壊されるのを受け、新たな野球場を三河湾に面したスポーツ公園内に整備する計画でした。

整備予定地は津波で浸水するリスクがあり、市は基本設計に土地のかさ上げなどの対策も含めていましたが、一部の市民から反対の声が上がり、市民説明会を行ったほか、防災の専門家4人からのヒアリングを実施。専門家から上がった「夜間の被災を想定した非常用電源設置」などの指摘に沿った対策も可能だとして、きょう、当初の計画通り、野球場を海に近いスポーツ公園内に整備すると発表しました。


市は専門家の意見を反映させ、安全性を高めていくと話しています。










