「資格確認書」を送付…だったら従来の保険証でよかったのでは?
こうした状況の中、国は75歳以上の後期高齢者全員に対してこれまで「資格確認書」を送付し、マイナ保険証を持っていなくても受診ができるようにするなどしましたが。
(大石)
「(従来の)健康保険証のままでよかったのではと思ったりしませんか」
(伊藤事務局長)
「今でもずっと思っていますし、できれば保険証を元に戻してほしい」


国は
・「資格確認書」の発行
・「資格情報のお知らせ」の送付
・マイナ保険証トラブル時の「被保険者資格申立書」の対応
・資格確認書の要配慮者への送付
・後期高齢者全員への資格確認書の送付
・有効期限の切れた従来の保険証での受診可
など、トラブル対策をその都度とってきましたが、伊藤さんはあきれ気味にこう言います。

(伊藤事務局長)
「一個一個に窓口で対応しなければならないので、本当に手間がかかる。デジタル化そのものは今後どうしたって進むし、進めばいいと僕たちも思うが、少なくともいまの仕組みはそれほど便利になっていないし、むしろ現場に負担がかかっている」
進むマイナ保険証への完全一本化…メリットがあるという声も確かにありますが、本当にこのまま突き進んでよいのでしょうか?










