全国でクマによる被害が相次ぐ中、岐阜県高山市では、クマなどを捕獲する際の射撃技術や、猟銃による事故の防止策を学ぶ研修が行われました。

この研修は、狩猟免許を持つ人で、高山市から任命された「鳥獣被害対策」の隊員を対象に、毎年行われているもので、22日の研修には約30人が参加しました。
参加者はベテランの指導員から、猟銃を使う場合の事故を防ぐため、撃つ前後の「点検」や「安全確認」などについて指導を受けたほか、より正確に狙うための技術などを学んでいました。
高山市が任命した「鳥獣被害対策」の隊員は、去年は190人で、今年はクマの被害が多発していることから、任命する人数が多くなるとみられています。一方で、隊員の半数が50代と60代で、若い世代の育成が課題だということです。











