いつのまにかの骨折を防ぐ3つの柱(2)食事
骨の材料に大事なのは「カルシウム」と「たんぱく質」ですが、「ビタミンD」「ビタミンK」も大切な栄養素。ビタミンDは腸でカルシウムを吸収しやすくし、ビタミンKはカルシウムを骨にしっかり定着させます。カルシウム・ビタミンD・ビタミンKの3つの栄養素は、骨のゴールデントライアングルと言われ、あわせて摂取することで丈夫な骨を作ることができるそうです。
<骨に大事な食材>
ビタミンDを多く含む食材は、魚・キノコ類(※日光浴もビタミンDを生成します)。ビタミンKは、納豆やほうれん草・ケールなどの青菜に多く含まれています(※ワーファリンなどの血液凝固防止薬を服用中の人はビタミンKの摂取について主治医にご相談ください)。骨の土台となるコラーゲンを作るたんぱく質は、乳製品・卵・肉・魚などに多く含まれているそうです。
<食事のポイント「摂取する時間>
骨吸収・骨形成は寝ている間に促されているそうです。そのため、夕食や寝る前に上記の栄養素を摂取すると効果的なのだとか。4つの栄養素をバランスよく摂ることで、骨の健康を保ったり、脆くなった骨を強くしたりすることができるそうです。










