今月14日、愛知県西尾市一色町にあるうなぎの養殖場を訪ねました。約20万匹のうなぎを育てているといいますが…

(一色うなぎ漁業協同組合 田中三千雄組合長)
「メスのうなぎですね。今まではうなぎを養殖場で育てると、ほとんどがオスになっていたが、大豆イソフラボンを細いうちに与えると、メスになることが分かった」

実は、うなぎは稚魚の時にはオスかメスかは決まっていませんが、養殖場の池で育てると、ほとんどがオスになります。しかし、女性ホルモンと似た働きをするとされる「大豆イソフラボン」を含んだエサを与えることで、9割がメスのうなぎになることが愛知県などの研究で分かりました。