鈴木新大臣 政治を志す原点となった言葉…
鈴木憲和新大臣就任会見で政治を志す原点としてある農家の言葉を引き合いに出しました。それがこちらです。
「日本の農政はコロコロ コロコロ変わる“猫の目農政”だ。生産者は、農林水産省と逆のことをやると、蔵が建つとこの辺では言うんだよ」。
この言葉が政治を志す原点になったということなんです。

つまり、鈴木大臣は農家目線に立てば、政策はコロコロ コロコロ変えてはいけないと。そして農水省は農家に信頼されてないと。
コロコロ コロコロ変えてはいけないというとなんですけれども、鈴木大臣はどうでしょうか。まずはコメの生産量です。石破前総理のもと、小泉前農水大臣は「増産にかじを切る」として、前の年と比べて68.5万トン増産しました。しかし、鈴木農水大臣は「需要に応じた生産が原則」ということで、前の年と比べて減産するというふうに言っているわけなんですね。

ただ、需要に応じたといいますが、これ農水省の需要の見通しが甘かったから、コメ不足が起きたわけです。本当にこれ大丈夫なのと、大臣に言いたいですよね。
そしてコメ価格に関して言うと、小泉前大臣はジャブジャブにしていかなきゃいけないということで備蓄米を投入して、価格に積極的に介入してきました。一方、鈴木農水大臣は、マーケットありきでの生産米価格には深く関与していかない。と、ここも何か変わってますね。逆ですよね。










