“記録雨”が出された12分後には浸水が…
(中道陸平記者)
「勢いよく水が流れ込んだのは、建設中のバスターミナル付近にある工事用の出入り口とみられています」

管理会社によりますと、この場所は駅前のバスターミナル建設に伴い、地下駐車場の出口として国が新たに整備していましたが、その作業用の通路から一気に水が流れ込んだとみられるということです。
防犯カメラには、水の勢いで流されてしまう車も映っていました。


この日、四日市市では、午後10時8分に記録的短時間大雨情報が発表されましたが、その約12分後、午後10時20分頃に浸水が始まっていたことが、きょう10月27日に開かれた会議で示されました。
地下1階の浸水は、午後10時半頃に約15センチになり、午後11時頃には、約50センチに達していたとみられます。

会議では今後、止水板の稼働を自動化できるかなど、他の施設の事例を参考に、再発防止の検討を進める方針が示されましたが、具体的な導入のメドは立っていません。
また、今回の浸水被害について利用者への説明会なども実施する予定は決まっていないということです。










