トヨタ自動車・増居翔太投手(25)アイドルと“オイラーの等式”が好き
最速149キロの速球と多彩な変化球を投げ分ける、トヨタ自動車の増居翔太投手25歳。理想とするのは、元ソフトバンクの和田毅さんだ。

ストレートを中心とした強気なピッチングが持ち味で、去年の社会人野球日本選手権では、決勝戦で完封勝利を挙げるなど、3試合に先発して計24回を1失点。大会MVPにも選ばれたドラフト注目の投手だ。
増居投手が野球を始めたのは、小学校2年のとき。幼い頃から勉強は得意で、中学校では5教科の成績は“オール5”。高校は滋賀県でトップクラスの進学校「彦根東高校」を選びチームを2度、甲子園へと導いた。

慶應大学時代はフィジカル面の強化に、トヨタ入社後は技術面の強化に取り組み、着実にドラフトで注目される存在へと変貌を遂げた。
ちなみに好きな教科は数学や物理。YouTubeで<円周率の定義を「円周÷直径」から「円周÷半径」にすると様々な数式がきれいにかける>という動画を視聴。
世界一美しいと言われる「オイラーの等式」がさらに美しく書ける、という内容に面白みを感じたそう。