猛暑の影響で、例年よりも遅れていたヘタにトゲがないナス「とげなし美茄子(びーなす)」の、本格的な収穫が愛知県碧南市で始まっています。
「とげなし美茄子」は、ヘタにトゲがなくて皮のツヤやハリが美しく日持ちのする品種で、油との相性が良いことから、揚げ物や炒め物などに向いているとされています。

市内で茄子の栽培を手掛ける高松弥さんの農業用ハウスでも、本格的に収穫が始まり、長さ18センチほどに育ったナスを1つ1つハサミで丁寧に切り取って収穫していました。
ことしは苗を植えた後も長く続いた猛暑の影響で、生育が悪く収穫も遅れており、出荷も例年より10日ほど遅れました。とげなし美茄子の収穫は来年の7月上旬まで続き、スーパーなどで販売されるということです。


