“木の板”でスクワット→ボールの回転数に変化が⁉

相良投手の取材をしていると珍しいトレーニングが始まった。木の板に足の外側半分だけを乗せ、スクワットのようにヒザを曲げる。大学で出会ったトレーナーに勧められて始めたという。

しっかり足の裏で踏めるようになることで、指先に伝わる力が上がった」とその効果を実感。それはストレートの回転数にも表れた。

プロ野球の投手の平均的な回転数は約2200、メジャーリーガーは約2300なのに対し、相良投手は2480を計測したのだ。強烈なスピンの利いた伸びのあるストレートが、相良投手の最大の武器だ。