栗拾い中の男性がクマに襲われ、大けがをした岐阜県高山市で、現場近くに設置した檻で、親子とみられるクマ2頭が捕獲されました。
高山市上宝町吉野の山中で12日夕方、75歳の男性がクマに襲われ、左腕を骨折するなどの大けがをしました。
男性は1人で栗拾いをしていて「親子のツキノワグマに遭遇した」と話していました。


高山市は、熊被害対策本部会議を開き、現場に設置したおりでけさ、親子とみられる2頭のクマが捕獲されたことが報告されました。
捕獲した際、近くにはもう1頭のクマがいて、子グマとみられるということです。
高山市は、上宝町の小中学校に対し保護者による子どもの送り迎えを依頼していて、今月末をめどに、市内の全小中学生に「熊よけの鈴」を配る方針です。
