飛騨高山の老舗で、ことしも新酒が完成、店の「杉玉」が掛け替えられました。


新酒ができたことを知らせる「杉玉」。岐阜県高山市の古い町並みにある、江戸時代から続く「舩坂酒造店」で5日、掛け替えられました。


神事に続いて蔵人たちが、店の軒下に真新しい緑の杉玉を取り付け、地元に伝わる「祝い唄」で新酒の完成を祝いました。


杉玉は直径80センチ、重さは80キロほどもあり、新型コロナのため、3年連続で新酒の振る舞いはありませんでした。


ことしは天候に恵まれ、フレッシュでまろやかに仕上がったということで、飛騨地方の酒店などに出荷されます。