きょう未明、三重県名張市の国道で6人が乗った軽乗用車が横転し、5人が死亡しました。定員を超えた人数が乗って走行していたとみられています。

(松本道弥アナウンサー 正午前)
「三重県名張市の国道165号沿いに来ています。片側一車線のこの道路は、車通りも多いです。事故を起こした軽乗用車は、カーブをまがっている途中で事故を起こしたとみられています。路面には事故の跡が残っています」

警察によりますときょう午前0時10分ごろ、名張市上小波田の国道で近くを通りかかった人から「車が横転し、3人出血して路上で倒れていた。車から投げ出されていた」と110番通報がありました。

軽乗用車に乗っていた10代から30代とみられる6人の男女が病院に運ばれ、このうち女性3人と男性2人が死亡しました。また、男性1人が重傷ということです。

現場は津市方面に向かう片側一車線のカーブで、電柱や縁石には衝突の跡が残っています。警察は単独事故とみて6人の身元の特定を進めるとともに、定員を超えた人数が乗って走行していたとみて事故の原因を調べています。