理由は…場内で起きた事故

原因は、場内で起きた車の事故です。大型トラックが、荷台の扉を開けたまま走行し、市場内の高架に衝突。高圧電線が損傷したのです。

事故を起こしたトラックには、荷台の扉が開いた状態で走ると警告音が鳴る装置がついていましたが、運転手は事故当時「装置のスイッチを切っていた」と話しているということです。

岐阜市は、再発防止のため市場内に出入りする業者に場内の交通ルールを守るよう呼びかけています。

そして…きのう午後、ついに卸売棟の電線が復旧。けさの競りでは明かりとともに活気も戻りました。

(岐阜魚介 武藤康裕 常務取締役)
「全然違うね!スムーズだし、いい値段で売れたので。こうじゃなくちゃあかんね。木曜日からはたくさん魚を捕って、お客さんの元に届くように頑張りたい」

止まっていた装置も動きだし、水槽の魚には問題なく酸素が送れるように。冷凍庫もマイナス30℃を保てるようになりました。

「溶けてしまうので、動いてありがたいです」

ピンチを乗り越えた岐阜の台所、あさってから全面的に営業を再開します。