「僕は2、3イニング投げていかないといけない立場にいる」
5月末、ナゴヤ球場には二軍降格となった根尾投手の姿が。

(ディレクター)「取材場所がバンテリンから変わって、ナゴヤ球場でお会いすることに」
(根尾投手)「全然。すみません、急に場所が変わってって感じです」
掴み切れない自分の居場所。
(根尾投手)
「結果を出している選手を首脳陣も使いたくなるし、僕は2、3イニングを投げていかないといけない立場に今いる。そこを全うするだけ。そこで抑えるためにもう一回二軍に来ているので、そこは受け止めています」
「井上監督も僕の立ち位置的に『こうなってほしい』というのはあると思う。直接『こうなりなさい』とは言われていないけど、(僕が)求めているモノも一緒だと思うので、実現できるようにやりたい」

かつての甲子園スターの現在の立ち位置。殻を破れずにいるように見えるかもしれない。でもそうではないと、かつての指導者は話します。