開幕まで4日となった大阪・関西万博、その会場がメディアに公開されました。

ついに今月13日に開幕する大阪・関西万博。きょうのメディア向け内覧会には多くの報道陣が参加しました。

まず向かったのは万博の「華」、海外パビリオンゾーン。おしゃれな建物、フランスのパビリオンに入ってみました。テーマは愛の讃歌。映像技術を駆使して、とても、きらびやかです。

壁一面が高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のトランクケースになっている部屋や、クリスチャン・ディオールのドレスの部屋、セリーヌのカバンの部屋など人気高級ブランドの展示を立て続けにみられる構成になっています。

続いては、元気なスタッフが声をかけてくれたカナダパビリオン。氷山をイメージした白いオブジェにタブレットをかざすと、人々の暮らしがわかるという演出。ここでも映像技術が駆使されています。

気になったのは遅れていると言われていたパビリオンの完成状況。外国パビリオンのほとんどは完成しているようですが、ポーランドパビリオンのレストランは開幕の翌日の14日のオープンを目指している他、ブラジルパビリオンは工事中のような柵が置かれている状況。

一方、日本の展示物は順調に準備が進んでいるようです。8人のプロデューサーによる「命」をテーマにしたシグネチャーパビリオン。その中でも印象的なデザインなのが落合陽一さんがプロデュースする「null²」。そして、偶然にも落合プロデュ―サーに話を聞くことができました。

(メディアアーティスト 落合陽一さん)
「人間とAIが、どう共生していくか。世界と融合していくとは、どんな感じかを見せている展示」

様々なパビリオンが目白押しの大阪・関西万博。期待は最高潮ですが、その裏では今も懸命な準備が行われているようです。