各家庭裁判所が重大少年事件の記録を廃棄していた問題で、名古屋家庭裁判所でも、少年事件の記録が廃棄されていました。

廃棄されたのは、2000年5月、愛知県豊川市で当時64歳の女性を殺害し、夫にもけがをさせた疑いで逮捕された、当時高校3年生で17歳の少年の事件記録です。

少年は当時、「人を殺してみたかった」と供述し、名古屋家裁が医療少年院に送る保護処分にしていました。

資料は「特別保存」の対象になっておらず、廃棄された時期はわかっていません。