愛知県では来月開校する公立の中高一貫校の一つ、刈谷高校附属中学校の内部が公開されました。すでにある高校の敷地内に新たに建てられた中学校の校舎。
最大の特徴は教室の「壁」です。
(愛知県教育委員会 小野智之さん)「どこでも字が書ける。全面ホワイトボードになっています」
廊下にも…
(愛知県教育委員会 小野智之さん)「ここもホワイトボードになっている」
受験勉強に特化するのではなく、興味のあるテーマについて生徒同士で議論して掘り下げてほしいという狙いがあります。
また、生徒が自発的に学ぶ「総合学習」の時間を標準より週に1時間長く設定しています。
(愛知県教育委員会 小野智之さん)「キーワードは『チェンジメーカー』。与えられた正解をこなすだけじゃなくて自分で課題を見つけて、粘り強く仲間と一緒に取り組んで解決に向かっていくことができる人材を中高一貫校から育てていきたい」
